Turing Complete FM を聴こう

今回は Turing Complete FM(以下 tcfm)について語ろうかと。
tcfm は Rui Ueyamaさんが配信しているポッドキャストで、Tech系ポッドキャストの中で群を抜いて面白いものだと思います。

こちらで話した shinichiro_hさんが第一回のゲストですね。

Gauche Scheme の作者の方は、こちらで話した Binary Hacks でまえがきを寄せておられます。

技術的なレベルはかなり高くて、知らない単語が出てくることも多いんだけど、Ruiさんは非常に説明上手な方で、Ruiさんが説明してくれると大体分かるんだよね。




ゴルフの説明はなかなかしてくれませんでしたけどね(笑)。

あぁ、私も。本当のゴルフの話かと思っちゃってた(笑)。

C言語の Hello, World! のゴルフをやってみて、無事に最小の 30 を出せましたよ。

実際にやったんですね。

puts()を使う、mainの戻り型を書かない、の2点を思い付けばいけましたよ。
一方で、Ruby の最小が 13 なのは理解できませんでしたね。

Hello, World! だけで 13文字ですからね。

実は、ファイル名を Hello, World.rb にして、ファイル名を出力する内容でアップロードしてみたんだけど、実行時にファイル名は test.rb に置き換えられてて、チートには失敗しました。

サーバー側で対策済みでしたか。

でも、13バイトを達成できるということは、何か黒魔術があるんだろうね。Ruby の中のどこかに Hello, World! という文字列があるのかな?




ジョージ・ホッツの名前は tcfm で知りました。

私も知らなかった。そもそもジェイルブレイク業界という界隈があることすら知らなかったね。

Youtube でジョージ・ホッツで検索したら、彼のライブコーディングが出てきたんですよ。まず驚くのが 10時間ぶっ続けでコーディングをやってること。ググりながらガリガリとソースを書いてて、集中力がスゴイですね。

ジェイルブレイクをどうやったらできるのか、想像がつかないですよね。iPhone の蓋を開けても JTAG とかあるわけないし(笑)。

PS3 のジェイルブレイクは、乱数生成関数がバグってたのが突破口になったと言ってたけど。

常に 4 を返す、と言ってましたね。

でも、そのバグ情報があったとして、そこからどうやったらジェイルブレイクできるのか、全然わからない。

界隈に関わってないから、Nintendo Switch が HW は NVIDIA で、OS は独自 OS なんて情報も全く知らなかったです。

そのジョージ・ホッツは自動運転の会社を興してるそうですね。

自動車産業って巨大だから、技術力だけではやっていけないように思うけどなぁ。

どこか大手に買収されるのを目指してるんじゃないでしょうかね。




Unicode の回は、トリビアの量がすごかったですね。Google の CEO までがチーズバーガーのアイコン論争に加わったとか。

絵文字のモヤイ像の話は知らなかった。

モヤイ像について調べたら、モヤイ像の作者の方は、モヤイ像の絵文字が Unicode に登録される少し前に亡くなったそうですね。

へぇ、まさかのトリビア追加(笑)。

この回では、サロゲートペア、ハイフネーション、リガチャー、といった辺りが前提知識になってて、色々勉強になりました。

我々の作っているアプリケーションのテキストフィールドは1文字1バイトで作ったんで、マルチバイト文字の編集はできないんだよね。一回 °(Degree Sign)がテキストフィールドに混入して、見事に表示がおかしくなってしまった。
Gauche の回で言われてたけど、文字列をどう扱うかは設計の初めの方で決めることなんだよね。ちなみに Gauche は 2000年代初頭に作られたようだけど、UTF-8 を採用している。まだ wchar_t が幅を効かせていた頃に、素晴らしい彗眼。

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